お店の顔のお話

こんにちは/こんばんは、1号でございます。


さて、たいていのお店にとって顔といえばショーケース。
我々のお店も物販がメインではないものの、模型ってこんなものですよ、誰でも丁寧に作ればこんなものができますよとご提示するにあたり、やはりショーケースが顔になります。むしろ、他のお店より重要な存在かもしれません。
幸運にも我々のテナントには大きなガラス窓がありますから、これを最大限に活かしたいところです。

そこで、ショーケースにもこだわりたいところなのですが、高いんですよねぇ、やっぱり…(涙)

オークションで探せば安価な中古品などは見つかるものの、テナントのガラス面が幅2m以上あるので、それに合わせようと思うと同じ物が複数必要になるのですが、オークションに出回っているようなものは単品ばかり。しかも中古だけあって、痛んでいたり劣化していたりと、ちょっと顔として使うには躊躇われるものしかありません。

市販品は高い、オークションで見つかる物は使えないとなると、やはり自作するしかないのか?(出た!笑)

と言う訳で、なんとか自作できないか考え、数々のボツ案を経て下記のような形式でどうかということになりました。

透明アクリル板で一番下は箱組、二段目以降をコの字状に組んだ物を重ねていってショーケースにしたてる、というもの。これがうまくいけば、ショーケース全体が透明になるので、遠目には陳列物が浮かんでいるように見えて非常にいいのではないかと思われました。工作自体もアクリル板の箱組なのでさほど難しくありません。

がしかし、その後いろいろ調べ検討した結果、アクリル板はある程度の長さ以上になるとたわんでくる恐れがあること、一つ一つの箱組は問題なくても、ショーケース全体としては強度に不安があることなど問題点が見つかり、泣く泣く諦めることに。

その後、比較的安価にガラス板をオーダーカットできる店が見つかったこともあり、内装工事業者さんとも相談の上、下図のような突っ張りポールに棚受けを取り付けたものにガラス板を並べる形のショーケースを作製することになりました。



お店のいい顔になってくれることを期待しています。