拙作のご紹介

こんばんは、急に冬のような気候になり、秋がすっ飛ばされてしまって哀しい今日この頃、1号です。

さて、前回モデラーズEXPOの話をさせていただきましたが、我々も参加したということは、作品も出展したということでありまして、本当に拙い品ではありますが一応ご紹介をばさせていただこうかと。

えーっと、こんな感じです。

EXPOに参加すると決まったとき、せっかくの機会なので作ったことがなかったヴィネットに挑戦しようと考え、パッと心に浮かんだ「草原から飛び立つプロペラ機を子どもたちが追いかけている情景」の再現を目指してみました。

…まあ時間切れで子どもは一人しか作れませんでしたが…(-_-;;;

当初は1/48で作ろうと思ったのですが、1/48の同じ機体は主翼の取り付け部にピン穴はあってもピンがなく、取り付け位置がハッキリわからなかったり、一部パーツを自作しなければならなかったり、バリだらけだったり、翼端が分厚かったりと、結構厳しい仕様だったのであっさり挫折、今はなきLSさんの1/72を採用することにしました。

それに伴い、当然配置するフィギュアも1/72になる訳ですが(フジミさんの1/72 USデッキクルーセットのものを改造して使用)、これに苦戦しました。なんせ小さい、小さ過ぎる…!

実はパイロットと子どもはお互いサムズアップを交わして挨拶しているのですが

この親指を立てるという工作だけでもえらい時間がかかってしまいました。なんせ1/72ともなると、親指なんて1mmもないですからね…。

少しでも目立つようにと結構オーバースケールで作ったのですが、全く気付いてもらえず…(涙)
ま、あまりにも小さいんで、当然といえば当然ですね(笑)

芝は、当初は麻紐から自作して植毛しようと考えていましたが、これも時間切れで断念、タケダモケイさんの鉄道模型用の芝を使うことにしました。

そのままだと全体的に均一に整い過ぎていていかにも人工的なので、少しでも自然な感じを出すべく、金属ブラシで荒らし、緑系・茶色系で着色してみました。あんまり変わりませんでしたけど(笑)


とまあ、これを書きながら改めてトホホな出来映えだと再認識させられましたが、でも、作ってる間はすっごく楽しかったんです!

ベースを作ってそこに飛行機を置いた時、機体にパイロットを設置した時、子どものフィギュアを配置したとき…。

自分の心の中にあるイメージが徐々に形になっていく過程というのはすごくワクワクできますね〜。

ジオラマはなんとなく難しそうなイメージがあって敬遠してる人も少なくないと思いますが、それはすごくもったいないです、奥さん!
お手軽に作る方法もいくらでもありますし、自分だけのイメージを形にしていくのはホント楽しいので、ぜひ一度作ってみてください。

模型の楽しさが広がること間違いなし、です!!