猿完結

2号です

間延びぃぃしている“お猿さん”をさっさと完成までもっていきます。
前回までの塗装

これでも十分の様な気がしてきますが、ここから仕上げていきます。

ドライブラシ

模型をされている方にとってはお馴染みの手法。簡単に言うと塗料を筆に付けた後
布や紙でほとんど拭き取り、残った塗料を薄くこすり付ける方法。
エッジ部分、凸部分のハイライトやグラデーション等で使われていますが、
ここでもがっつり「塗装」する意味でのドライブラシ。肌色の微妙な表情を付けたり
するには最適です。

ウォッシング

全体のトーンを落ち着かせ、統一する手法はプラモデルもガレージキットも同じ。
ただし今回はウェザリング(汚し)では無く、明度を落としシェイド(陰)を描く
意味でウォッシングしました。ここで初めて明度を落とすので基本塗装はかなり明るめ。

と、途中過程を書き出しましたが…写真を撮り忘れてしまいました(T_T)

ドライブラシやウォッシングではエナメル塗料を使いますが、勿論これで終わりでは
ありません。その上からラッカーで上塗りもします。思い通りの色合いが出なかったら
更に色を塗り重ねます。でも、「塗膜は薄くそして浅く」が原則!
重ね合った色が生み出す“新たな色合い”が更なる表情を生み出します。

目入れ

これで全てが決まってしまうと言っても過言ではないのかも!?
ポイントは陰の作り方。魚以外の生き物は目を閉じる場合上まぶたが閉じるので、
目の上側の暗く、下側は明るくする事。だったかな?(苦笑)
まぁとにかく、小さいスケールでもしっかりと目を描くことで表情が生まれます。

かなり生き生きしてきました。最後はベースに固定して…

完成!!!


    “Three wise monkeys”(三猿)


やっとここまで来ましたね^_^; 長々と最後まで読んで下さった皆様、そして
ご教授下さった吉尾店長ありがとうございました。

今回の作品はお店の受付で飾ってま〜す
One Step