またまた“手作り” でも楽しいかも

どうも2号です

塗装ブース計画の大幅な変更により、段取りが少々変わってしまいましたが、
気持ちを入れ替えて吸い込み口の制作に取り掛かりました。

形状考察

最初はどうしても市販のブースを思い浮かべてしまい、大きな台形の箱を考え
ました。確かに、吹き付けた塗料を受け止める為には“面”が広い方が確実。
しかし、我々の思考は全く逆でした。

塗装をする際にはキットの他に塗料やら溶剤やらと用意するものがいっぱい。
その上に塗装ブースが大きければ、希釈した塗料を置いたり、塗り終わって
乾燥させたりする場所を確保するのも大変。お店では全ての場所を一か所の
机で提供する為、極力スペースを有効活用する方法を考え塗装ブースは小型化し、
物が多くても雑多にならない様試行錯誤しました。
それもこれも「居心地の良い空間」を作る為の努力です。

そこでまず考えたのが、市販されているプラスティックケース。

底の部分に穴を空け、エアコンキャップを挿入。前面には吹き返しを防ぐ為
ハニカムフィルターを切り出して装着してみました。ハニカムフィルターの
サイズが合ってないのはご愛嬌。あくまでも試作品です。

問題はペーパーフィルターの装脱着が出来ない事。このままでは吹き付けた塗料が
全てパイプに流れ込んでしまい、ファンを止めた後パイプに吸着した臭気が逆流
してくる可能性もあります。エアコンキャップの前面に張り付ける事も考えましたが、
交換する際、ハニカムフィルターも外さなくてはならず、面倒な上お客さんにとっても
邪魔そのもの。そこで

以前作ったファンBOXの形を応用し、フィルター装着スペースを導入。左右もしくは
前面からフィルターが抜き差し出来るよう設計しました。パイプを上部から出した
理由は机のコーナースペースに設置する為、後ろから出るパイプが邪魔なのではと
思い、上部に取り付け、前面に整流板を設置。これにより吹き付けられた空気
(塗料及び臭気)を上へ導くようにしました。それでも起こってしまう吹き返し予防に
ハニカムフィルターも装着予定。

早速試作品製作!今回は余ったダンボールで作ってみました。
また無駄になっても困るし

これを基準に今度は本番用サンプル制作開始!

素材は? またまた“アクリル”登場!・・・結構好きになってきた。